【特徴】
点鼻薬
フルチカゾンプロピオン酸エステル(ステロイド)配合
【効能・効果】
花粉による季節性アレルギーの次のような症状の緩和:鼻づまり、鼻みず(鼻汁過多)、くしゃみ
【用法・用量】
通常、次の量を左右の鼻腔内に噴霧してください。
年齢・・・1回使用量・・・1日使用回数
成人(15歳以上)・・・左右の鼻腔内にそれぞれ1噴霧ずつ・・・2回(朝・夕)
15歳未満・・・使用しないこと
・1日最大4回(8噴霧)まで使用してもかまいませんが、使用間隔は3時間以上おいてください。
・症状が改善すれば使用回数を減らしてください。症状が再び悪化した場合は、使用回数を増やしてもかまいません。
・1年間に3ヵ月を超えて使用しないでください。
【使用方法】
新しい噴霧器を使い始める時
最初に使用する時だけ、よく振ったあとにしっかり7回押して、液が完全に霧状になるのを確認してください。2回目からはこの操作は不要です。
1.お薬を使う前に鼻をかんで、できるだけ鼻の通りをよくしてください。
2.緑のキャップの横をもってキャップをはずし、容器を矢印の方向によく振ってください。
3.頭をうつむき加減にし、図のように容器を垂直に立てて持ちながら鼻の穴に容器の先を入れ、そのまま、しっかりと止まるところまで押し上げ、1回噴霧してください。もう片方の鼻にも同じようにしてください。
4.お薬を鼻に噴霧した後は、鼻の奥まで行きわたらせるために、数秒間上を向いて、鼻でゆっくり息をしてください。このとき、鼻をかまないでください。
5.使用後は容器の先端をきれいに拭いて、必ず緑のキャップをし、容器を立てた状態で室温で保管してください。
●使う前に緑のキャップの横をもってキャップをはずし、容器をよく振ってください。
●ノズル(容器の先端部分)が鼻中隔※に向かないよう、鼻腔内にまっすぐ入れて噴霧してください。
特に右利きの方では右の鼻中隔に、左利きの方は左の鼻中隔に向きやすいため注意してください。
※鼻中隔:鼻の中にある鼻腔を左右に仕切る隔壁。できるだけ、鼻中隔に薬液がかかるのを防ぐための注意です。
●容器を下向きや横向きにして噴霧しないでください。
●弱く押すと、液だれの原因となります。
●容器の先が鼻汁などに触れると、薬液が汚染されることがありますので注意してください。
●ノズルの先端を針等で突くのは、正常に薬液が出なくなったり、また折れたとき大変危険ですのでおやめください。
(1)本剤は、フルチカゾンプロピオン酸エステル(ステロイド)を配合していますので、過量に使用したり、間違った使用法で使用すると、副作用が起こりやすくなる場合がありますので、定められた用法・用量を厳守してください。
(2)点鼻用にのみ使用してください。
(3)使用時に味がした場合には、口をゆすいでください。