【特徴】
一般用検査薬
一般用ヒト絨毛性性腺刺激ホルモンキット
生理予定日の約1週間後から検査できる
・正確性99%以上・初めてでも簡単に検査ができる・SmartStick採用・検査過程が見える・ひと目で結果がわかる・コンパクトサイズで手に馴染む
妊娠の早期発見が重要なのは
妊娠している場合、生理予定日ごろにはすでに妊娠4週目にあたり、このころから妊娠15週目(妊娠4ヵ月)ごろまでの妊娠初期は、胎児の脳や心臓などのいろいろな主要器官ができ始める重要な時期で、胎児が外からの影響を最も受けやすい時です。
ですから、妊娠しているかどうかをできるだけ早く知り、栄養摂取や薬の使用に充分に気をつけるとともに、飲酒、喫煙、風疹などの感染症や放射線照射(レントゲン)などを避けることが胎児の健全な発育と母体の健康にとって大切です。
妊娠がわかるしくみは?(検査の原理)
妊娠すると、ヒト絨毛性性腺刺激ホルモン(hCG)と呼ばれるホルモンがつくられ始め、尿の中に排泄されるようになります。チェックワンSは「金コロイド免疫クロマト測定法」という方法を用いて、この尿中のhCGを検出する妊娠検査薬です。この検査薬は妊娠しているかどうかを補助的に検査するものであり、妊娠の確定診断を行うものではありません。
【効能・効果】
使用目的
●尿中のヒト絨毛性性腺刺激ホルモン(hCG)の検出(妊娠の検査)
【用法・用量】
使用方法
【検査ができる時期】
●生理予定日の約1週間後から検査することができます。
【検査に使う尿は】
●検査に使う尿は1日のうち、どの時間の尿でも検査できます。
検査のしかた
朝・昼・夜いつの尿でも検査可能です。
1.キャップを後ろにはめる
アルミ袋は検査直前に開封し、チェックスティックを取り出し、キャップをチェックスティックの後方に装着してください。
2.尿吸収体全体に2秒尿をかける
尿吸収体が下を向くように持ち、尿吸収体全体に尿を2秒間かけるか、乾いた清潔な紙コップに採尿し、尿吸収体全体が浸るように2秒間、尿に浸けてください。(採尿後はできるだけ速やかに検査してください。)
※このとき、尿吸収体以外を尿で濡らさないように気をつけてください。
※採尿した尿で検査する場合は、尿吸収体のみを浸けてください。
※尿を10秒より長くかけたり、10秒より長く浸けないでください。
3.水平に置き1分待つ
手に持って待たない!
尿吸収体を下に向けたままキャップをし、平らなところに判定窓が見えるように置き、そのまま1分待ちます。
判定のしかた
●最初にチェックスティックの終了表示部分に赤色のラインがあらわれていることを確認してください。判定は判定表示部分にあらわれる赤色のラインの有無を観察して行います。
●10分を過ぎての判定は避けてください。
・判定表示部分に赤色のラインがあらわれた場合陽性
妊娠反応が認められました。妊娠している可能性があります。
出来るだけ早く医師の診断を受けてください。
薄くても判定表示部分に縦ラインがあらわれたら陽性です。
・判定表示部分に赤色のラインがあらわれなかった場合陰性
今回の検査では妊娠反応は認められませんでした。
しかし、その後生理が始まらない場合は、再検査をするか、又は医師に相談してください。
※実際にあらわれるラインの形は例示と異なる場合があります。
使用に際して、次のことに注意してください。
[採尿に関する注意]
●にごりのひどい尿や異物や血が混じった尿は、検査に使用しないでください。
[検査時期に関する注意]
●生理予定日の思い違いなどで、検査時期をまちがえないよう注意してください。
[操作手順に関する注意]
●採尿後は、速やかに検査を行ってください。尿を長く放置すると検査結果が変わってくることがあります。
●操作は、定められた手順に従って正しく行ってください。
[判定に関する注意]
●判定は判定窓を観察して行ってください。
●判定の際は、次のことに注意してください。
1.終了表示部分に赤色のラインがあらわれる前に判定しないでください。
2.薄くても判定表示部分に赤色のラインがあらわれた場合は陽性です。
3.一時的に判定窓にチェックスティックに平行な横ラインがあらわれることがありますが、これは赤色の試薬が流れている検査の途中であり、判定には関係ありません。時間がたてば次第に横ラインは見えなくなります。判定ラインは判定表示部分に、チェックスティックに垂直な縦ラインとしてあらわれます。
4.尿のかかり具合によっては、多少時間がかかることがあります。もし、尿をかけてから10分たっても終了表示部分に赤色のラインがあらわれない場合には操作ミス(尿量不足など)が考えられます。別のチェックスティックで検査をやり直してください。
●妊娠以外にも、次のような場合、結果が陽性となることがあります。
○閉経期の場合
○hCG産生腫瘍の場合(絨毛上皮腫など)
○性腺刺激ホルモン剤などの投与を受けている場合
○高度の糖尿、蛋白尿、血尿などの場合
●予定した生理がないときでも、次のような場合、結果が陰性となることがあります。
○生理の周期が不規則な場合
○使用者の思い違いにより日数計算を間違えた場合
○妊娠の初期で尿中hCG量が充分でない場合
○異常妊娠の場合(子宮外妊娠など)
○胎児異常の場合(胎内死亡、稽留流産など)
○胞状奇胎などにより大量のhCGが分泌された場合