◆痔は、肛門内部と外部に、はれやかゆみ、出血をともなう病気です。
◆ラナンキュラス注入軟膏は抗炎症作用のあるプレドニゾロン酢酸エステル、痛み・かゆみをしずめるリドカイン、傷の治りを助けるアラントイン、肛門部の血行を促進するトコフェロール酢酸エステルを配合しました。
◆肛門内部と外部の両方の痔に使用できる携帯に便利な注入式軟膏です。
◆痔治療のポイント
1.トイレでは無理にいきまず、3分以内を心がけましょう。排便後はぬるま湯で洗うなど、肛門を清潔にしましょう。ペーパーで強くこすらないようにしましょう。
2.便通をよくするために規則ただしい生活と運動をしましょう。野菜や繊維質を多くとりお酒や刺激物をひかえましょう。
3.患部を清潔にするため毎日の入浴を心がけましょう。入浴中は、おしりに負担のないリラックスした姿勢を心がけましょう。
・ノズル部分を肛門内に挿入し、全量をゆっくり注入してください。（肛門内に注入する場合）
【年齢：1回量：1日使用回数】
成人（15歳以上）：1個：1～2回
15歳未満：使用しないこと
または
・次の量を肛門部に塗布してください。なお、一度塗布に使用したものは、注入には使用しないでください。（肛門部に塗布する場合）
【年齢：1回量：1日使用回数】
成人（15歳以上）：適量：1～3回
15歳未満：使用しないこと
●用法・用量に関連する注意
（1）肛門部にのみ使用してください。
（2）肛門内に注入する場合、ノズル部分のみを挿入して使用してください。
（3）用法・用量を厳守してください。
【注入する場合】
1．キャップを取り、軟膏をノズル先端部分に少し出します。
2．先端部を肛門内に挿入し、容器を押して全量をゆっくり注入し、容器を押したままで引き抜いてください。
【塗布する場合】
・キャップを取り、軟膏をそのまま塗布してください。
・ガーゼなどにのばして患部に貼ってください。
●本品は注入式のため容器に軟膏が少し残りますが、残量を見込んで充てんしています。
●寒い時期や低温での保管により、軟膏が硬くなり押し出しにくくなった場合は、容器を手で握って暖めると軟らかくなります。
●してはいけないこと
（守らないと現在の症状が悪化したり、副作用が起こりやすくなります）
1．次の人は使用しないでください
（1）本剤又は本剤の成分によりアレルギー症状を起こしたことがある人。
（2）患部が化膿している人。
2．長期連用しないでください