【特徴】
鎮咳去痰薬
穴あきさじ!サッと、粉末がおちる新構造
龍角散は、鎮咳去痰作用を活発にする生薬(キキョウ・セネガ・キョウニン・カンゾウ)を主成分としたのどの薬です。
人間の気管の内面には、繊毛細胞が一面にあり、その繊毛は1分間に約1500回の速さで絶えず振動し、また気管の内壁からは粘液を分泌しています。気道を通って来たチリやホコリ、細菌などはこの粘液にとり込まれ、繊毛の振動によって体外に排出されます。これが自然の浄化作用です。
のどの使いすぎや喫煙、汚れた空気を吸ったりするとのどが炎症を起して痛んだり、たんがからんだりして浄化能力がおとろえ、せきで苦しむことになります。こんなときに龍角散をのむと、キキョウ・セネガの有効成分サポニン配糖体が、気管内面からの粘液の分泌を高め、繊毛運動を活発にして、たんをとり去り、せきを鎮め炎症をやわらげます。
【効能・効果】
せき、たん、のどの炎症による声がれ・のどのあれ・のどの不快感・のどの痛み・のどのはれ
【用法・用量】
次の量を添付のさじ(山盛り1杯0.3g)で服用してください。
年齢・・・1回量・・・1日服用回数
大人(15歳以上)・・・1杯・・・3回以上6回以下
11歳以上15歳未満・・・2/3杯・・・3〜6回
8歳以上11歳未満・・・1/2杯・・・3〜6回
5歳以上8歳未満・・・1/3杯・・・3〜6回
3歳以上5歳未満・・・1/4杯・・・3〜6回
1歳以上3歳未満・・・1/5杯・・・3〜6回
3ヵ月以上1歳未満・・・1/10杯・・・3〜6回
3ヵ月未満・・・服用しないこと
●龍角散は直接のどの粘膜に作用して、効果をあらわす薬です。
●必ず水なしで服用してください。
<使用方法>
[龍角散の服用方法]
1.さじを中ブタから切り離す。
2.中ブタを開けて。
3.さじに山盛りに取って。
4.舌の上に薬をおき、ゆっくり溶かすようにしながらのどの方に運んで下さい。
(1)用法・用量を厳守してください。
(2)小児に服用させる場合には、保護者の指導監督のもとに服用させてください。
(3)2歳未満の乳幼児には、医師の診療を受けさせることを優先し、止むを得ない場合にのみ服用させてください。