◆「葛根湯」は、漢方の古典といわれる中国の医書「傷寒論(ショウカンロン)」「金匱要略(キンキヨウリャク)」に収載されている薬方です。かぜや肩こりなどに効果があります。
◆かぜのひきはじめで、発熱して体がゾクゾクし、寒気がとれないような症状に効果があります。
<効能・効果>
体力中等度以上のものの次の諸症:感冒の初期(汗をかいていないもの)、鼻かぜ、鼻炎、頭痛、肩こり、筋肉痛、手や肩の痛み
<用法・用量>
次の量を1日3回食前又は食間に水又は白湯にて服用。
成人(15才以上)・・・1回量1包、1日服用回数3回
15才未満7才以上・・・1回量2/3包、1日服用回数3回
7才未満4才以上・・・1回量1/2包、1日服用回数3回
4才未満2才以上・・・1回量1/3包、1日服用回数3回
2才未満・・・1回量1/4包
●用法・用量に関連する注意
(1)小児に服用させる場合には、保護者の指導監督のもとに服用させてください。
(2)1才未満の乳児には、医師の診療を受けさせることを優先し、止むを得ない場合にのみ服用させてください。